第57代理事長 戸田樹、第58代理事長 山崎俊輔、第59代理事長 鈴木百合子、第60代理事長 藤田優輝

齋藤 第57 代理事長戸田君から第59 代鈴木君の時代はコロナが流行し大きく時代が変わった年でした。

戸田 私が理事長を務めた年は、前年に多くの先輩たちが卒業し、ほぼ初めてのメンバーでの運営となりました。そしてコロナがまだ収まりきっていない2022 年、さらには県内最年少理事長(当時)ということもあり、決断を迫られる場面も多かったですね。例えば、オンライン会議の活用方法や今までの風習をガラッと変えなければいけないタイミングでした。当時、藤沢の団体で賀詞交換会を行ったのは藤沢JC だけだったというのもまさに決断でした。

山崎 当時は、例会や合宿など、何をどう進めるべきか手探りの状態でした。それでも、リアルな場での活動を少しずつ取り戻していく努力をしました。 私の時は第51 回の神奈川ブロック大会の開催が藤沢であった年でもありました。当時の久本会長が「新しいブロック大会」にしたいという事を常々言っていて、その結果、対外向けの色が強いブロック大会が実現できたのはいい経験でした。理事長としても、新しい藤沢のきっかけになればいいなと思いながら事業構築した思い出があります。

鈴木 私もブロック大会はすごく思い出に残っていて、当時は副理事長と副実行委員長、神奈川ブロックへの出向、さらにLOM 内の専務サポート等、思い返すとすごい量のタスクが重なってしまったタイミングでした。ただ、その大変な年があったからこそ、翌年に理事長をやる決断が出来たっていうのもあります。そう思うと、いい経験をさせて頂いたなと思っています。 私が理事長の時は、ブロック大会の翌年でしたので、メンバーのモチベーションをどうやって保つかという事も強く考えて運営していました。Charmというスローガンはそんな思いから、メンバーの魅力を発信したいという気持ちでつけたスローガンでした。

藤田 私が理事長に就任した2025 年も、組織の変革期にありました。メンバーの入れ替わりが激しく、先輩たちの経験をどう継承するかが大きな課題でしたね。その中で、組織の基盤を強化し、次の時代につなげる役割を果たす必要があると感じています。そして、この藤沢JC60 周年を迎えるという事もあり、自ら掲げたスローガンをどう実現できるか。コロナ禍やブロック大会を経て経験したことをどれだけ表現できるかがカギだと思っています。時代の変化の中でも変わらぬ人づくりの場としてのJC

齋藤 そんな大きな時代の変化を経ての60 周年ですがこの組織の変わらぬ部分は何でしょうか?

鈴木 私は一つの物事に対して一致団結して向かっていく事、これがJC の醍醐味だと思っています。委員長時代にこの思いを強く感じました。実際に理事長時代の所信として” 一つの方向に向かって仲間と共に力を合わせる経験は一生のものの友情を生む”と表明させて頂きました。どんなに素晴らしい理念があっても、それを実行する人がいなければ意味がないので、この思いを共有しながら次世代のリーダーを育てる環境を整えることも併せて重要だと感じています。

藤田 私自身、JC は単なる活動団体ではなく、人づくりの場だと考えています。これは今も昔も変わりません。だからこそ、ただ事業を行うのではなく、個々の成長を促し、次世代へとつなげる組織作りができるのだと思っています。特に、若手メンバーが積極的にチャレンジできる場を提供して、成功体験も失敗体験も積み重なっていく事で土台がしっかりできるのではないかと思っています。

山崎 藤田君が言っているように、組織の土台をしっかり作ることは私も大事だと感じています。例えば、継続事業を持つことで、藤沢青年会議所の活動を市民にも認知してもらい、一緒に活動する仲間を増やしていく等、もっともっと地域を巻き込んでいく必要があると思っています。

戸田 特に、近年の社会変化を考えると、若い世代にどのように関心を持ってもらい、参加してもらうかが課題になっています。これまでのやり方に固執せず、柔軟に進化していく必要があります。

未来への展望

齋藤 過去から60 年続く藤沢JC ですが、これからどのような未来への展望に期待しますか?

藤田 前段の話にもありましたが、今年60 周年を迎える藤沢JCとして” 土台作りの年” にするという事を念頭に置いています。11月には60 周年の記念事業を計画していて、市民のみなさんから“ こんなに楽しい事をやってくれてありがとう”ではなく、“ 一緒にやってよかった” や“ 次回は私たちも参加したい”と思ってもらえるような事業構築をしていきたいと思っています。藤沢には様々な有志の団体がありますが、5 年後・10 年後には、藤沢青年会議所が地域にとって欠かせない存在になっていることを目指したいです。そのためにも、子供たちや市民と関わりながら、新しい形の事業を展開していきたいと考えています。

鈴木 特に、市民とのつながりを深めることは大切です。JC の活動をもっと知ってもらい、一緒に取り組める環境を作ることが、未来の成長につながると思います。

戸田 それと同時に、かつての活動が今も形として残っていることにも大きな価値がありますよね。だからこそ、未来を見据えた事業を作り、それを次世代に託していくことが重要だと感じています。

山崎 そのためにも、JC が“ 何を目指し、何を残すのか”を常に考え続けることが必要です。60 周年を機に、その先の未来まで見据えた活動を展開していくことが大事ですね。対談の最後に、全員が共通して語ったのは「変化を恐れず、新しい時代に合った形で進化し続けること」の重要性でした。60 周年を迎える藤沢青年会議所は、これからも地域とともに未来へ歩んでいきます。

インタビュアー:60周周年特別会議 成瀬雄一議長、齋藤孝曉副議長

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