直前理事長 戸田 樹

監事   小澤 正幸

 40歳までというタイムリミットがある青年会議所。異なる環境下で生きてきた仲間と同じ理念を掲げ、共に汗をかき、世のため・人のために、先輩諸兄姉からの灯火を絶やすことなく運動を推し進めてきました。しかしながら、伝統を重んじる私たちは、2020年より猛威を振るっている新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けてしまいました。地域の先駆けとして、まちづくりの在り方を見直し、新たに示していくことが必要です。
 今、私たちの運動に何が必要なのか。これからの藤沢を明るく照らすためにも、私たちが率先し、夢を大きく持ち、時代に先駆けて行動することが必要です。この時代だからこそ、我々JAYCEEが英知と勇気と情熱を持ち、力を結集して「明るい豊かな社会」を実現しなければなりません。このまちや人に奉仕することで自らを磨き、同世代の仲間と切磋琢磨していく青年会議所の基本は変えることなく、今の時代に向き合い、地域に寄り添うことで、まだまだ青年会議所運動の可能性は無限に広がると思います。その無限の可能性を信じ、行動を起こすために必要なことは、私たち青年会議所運動の土台である会議と運営だと考えます。つまり、組織を機能させることが運動の土台になります。会員一人一人の力も大切ですが、その力を組織化し、より強固にすることが重要だと考えます。
そして、監事という担いは、それら組織が効果的に機能するための要であると考えています。本年度、スローガンである「Plus One」を胸に、会員全員がベクトルを合わせ、地域の課題を解決し、藤沢青年会議所が魅力輝く組織になれるよう取り組んでまいります。
 本年度、監事として職務執行の監査、業務並びに会計状況の監査を行い、新たな時代への変化を積極的に取り組める組織にしていく一助を担います。会員が、地域を明るく照らし、魅力輝く活動、運動が行えるよう監事を努めますのでどうぞ宜しくお願いいたします。

監事 神村 健太郎

 2020年以降流行が拡大した新型コロナウイルス感染症は私たちの生活や経済に大きな影響を与えました。
 その一方、ワクチン接種の普及やニューノーマルな生活様式の実践をふまえ感染状況の落ち着きとともに社会はかつての活気を取り戻そうとしています。青年会議所運動も例外ではなく、アフターコロナにおける社会をより明るい豊かなものとする使命を果たすため、新たな時代のコンプライアンスに適した運動を行う必要があります。
 私たちが青年会議所で活動する中で、多くの「型」に触れることがあります。議案の書式から会計の規則、細かな点に至るまで定められたそれらの型は、ともすればわずらわしいもの、と捉える会員もいるのではないでしょうか。
しかし、それらのルールは意味があって定められているものであり、適切な形で運用されることで私たちの運動の正当性を担保してくれるものです。私は2016年に入会して以来、各種役職を経験させていただく機会を得、青年会議所のルールを通じて効率的な組織運営、コンプライアンスに基づいた事業の実施などを学ぶことができました。
本年度はこの経験を活かし、藤沢青年会議所がより効果的な運動を遂行していけるよう、監事という立場から支えていきたいと考えております。これはすなわち、私たちが自らの情熱を傾けるこの藤沢青年会議所という場を、志ある青年経済人の集いとしてふさわしい盤石な組織とすることに他なりません。2023年度神奈川ブロック大会藤沢大会を控える本年、藤沢青年会議所に寄せられる期待は一層大きいものとなります。この期待に応えられる組織となるよう役割を全うする所存です。
 法令や定款諸規定の遵守、健全な財務管理の確保など従来の務めを全うすることはもちろんのこと、私たち自身が品格ある青年経済人たりえるよう新たな時代のコンプライアンスに向けた取組みも率先して進めてまいります。一年間どうぞよろしくお願いいたします。

副理事長 金子 晋也

副理事長 鈴木 百合子

専務理事 三浦 清人

拡大・広報特別会議 議長 成瀬 雄一

【テーマ】「仲間達と限られた時間の中で」

 コロナの影響もあり、現在青年会議所の会員数は減少しています。藤沢市には44万人もの人がいるのに会員の数が増加しない
理由の一つは藤沢青年会議所がどんな組織なのか、理念や運動内容を上手く伝えきれていない事などがあげられます。また、若い世代に届けたい情報の発信方法は時代の変化に柔軟であることも求められます。青年会議所活動は個ではなく、信頼する仲間と支え合い行うことに意義があるので会員数の拡大は重要です。
 本年度拡大・広報特別会議では「情熱こそ力なり」心の火を若い世代に伝えていきます。とはいえ家庭があり、仕事があり、それぞれの事情を抱え、限られた時間の中で活動を続けていくことは容易なことではありません。私達の理念に共感し、藤沢への想いがある方々が参加しやすい新たな体制を作り、入会を検討している方々との交流の場を積極的に持ちます。そして仲間同士で活動の理念を共有し、一人ひとりがやりがいを感じ前向きに関わり成長し力を伸ばしていきます。その姿こそが一番魅力的であり、人の興味や関心を引き、拡大に繋がると考えます。拡大は毎年の事ではありますが一番困難な議題だと考えます。まず2月例会ではオブザーバーを集め、会員一人ひとりが活動の意義を見つめ直す機会を作り、今後のJC運動に活かせる例会をします。
1995年から続く湘南4LOMまちづくり会議では毎年変わる顔ぶれに沢山の出会いがあります。近隣LOMとの交流は成長をつかみ取る絶好の機会です。そして12月例会では一年の最後の例会を受け持つことを誇りに思い、JC活動を築きあげてくれた卒業生に感謝を持って笑顔で送り出します。
 同じ志を持つ仲間達と互いを高め合い認め合うことで活力のある組織として益々成長していきます。今年もコロナの影響で様々な制限がある中での2023年度拡大・広報特別会議は、今まで以上に情熱を原動力に明るい豊かな社会の実現に向けて邁進していきます。

[ 事業計画]
 運営規定第4章第12条②会員開発委員会の任務、③社会開発委員会の任務、④指導力開発委員会の任務、⑤広報委員会の任務、⑦会員拡大委員会の任務、⑧経営開発委員会の任務

1.2月例会に関する事項
2.5月例会に関する事項(4LOM)
3.12月例会に関する事項(卒業式)
4.4LOMに関する事項
5.会員拡大に関する事項
6.広報に関する事項
7.日本青年会議所、関東地区協議会、神奈川ブロック協議会等の諸大会への参加
8.第50回藤沢JC杯小・中学生サッカー大会に関する事項
9.神奈川ブロック大会・藤沢大会に関する事項

地域育成委員会 委員長 五嶋 良順

【テーマ】「産み育てやすいまちづくり」

 日本全体で少子高齢化が続く中、藤沢市は転入超過により人口微増を続けています。しかし、合計特殊出生率は人口置換水準の2.07はおろか全国平均の1.44を下回る1.34であり、高齢化は進む一方です。未来の担い手がいなければ、明るい豊かな未来は想像できません。少子化を食い止めるべく、産み育てやすいまちづくりは、藤沢のみならず日本全体の喫緊の課題です。この課題の解決案を、この藤沢から提案していくべきです。
 当委員会では、3月例会において、藤沢市が子を産み育てやすいまちになるため方策を、市民や関連団体とともに考え、行政に提言していく市民参加型のワークショップ事業を行います。事業を通じ、市民一人ひとりがまちづくりの担い手であるという意識を刺激し、将来の市民活動を喚起するとともに、藤沢市への帰属意識を醸成することも狙います。6月例会では、神奈川ブロック大会が間近であることも踏まえ、現役とOBの先輩が一丸となり地域のために活動していく連帯感を強化・再確認できる機会を提供いたします。11月例会では、3月例会で出された提言を盛り込み、神奈川県内市町村としては初の藤沢市ベビーファースト宣言式の開催を目指します。地域全体で継続的・多角的取り組むべき、子を産み育てやすいまちづくりに向き合うことは、地域社会のことを本気で考えている多様な人材を擁する当会議所の使命です。そして、JC活動と子育てとの両立を不安に思い入会を躊躇している将来の会員候補に対しては、当会議所が子を産み育てやすいまちづくりを本気で考える事業を行っていること自体が、会員勧誘のためのアピールとなります。   
 かかる活動により、当会議所の熱意、意識を市民に伝え、初めは小さな意識の変化でも、それが神奈川ブロック大会も通じて伝播し、大きなうねりとなって、地域を、そして日本を、子を産み育てやすいまちにしていくことを目指します。よろしくお願いいたします。

[ 事業計画]
運営規定第4章第12 条②会員開発委員会の任務、③社会開発委員会の任務、④指導力開発委員会の任務、⑦会員拡大委員会の任務、⑧経営開発委員会の任務

1. 3月例会に関する事項
2. 6月例会に関する事項(OB 合同例会)
3. 11月例会に関する事項
4. 会員拡大に関する事項
5. 日本青年会議所、関東地区協議会、神奈川ブロック協議会等の諸大会への参加
6. 第50回藤沢JC杯小・中学生サッカー大会に関する事項
7. 神奈川ブロック大会・藤沢大会に関する事項

青少年育成委員会 委員長 水野 有喜

【テーマ】「多様性がある社会の一員としての自律を目指す」

 近年、私達を取り巻く社会は目まぐるしく変化をしてそのスピードは加速しています。そして範囲は文化や教育、個人の価値観、職業など多岐に及びます。社会が多様化をする一方で、子ども達はコロナ禍やマスク社会も影響をして様々な制限の中で日々の意思決定を行い、そして価値観が形成されています。今こそ様々な他者と触れて想像を巡らせ多様性がある社会の一員としての自律が必要です。
 当委員会では始めに様々な価値観を尊重して自らを見直す機会の創造をします。現在、ライフスタイルや所属するコミュニティ、個々人の求めるものも多様化して子ども達の選択肢は広がっています。当委員会では、子ども達が様々な考え方や生き方に触れる事で自分自身を見直し、多様な視点がある事を学び、意思決定時の発想を拡げる事を目指します。次にサマーコンファレンスでは一人でも多くのメンバーと共に参加をして情報収集を行いメンバー自身の価値観や情報の更新を促します。サマーコンファレンスは様々なファンクションに触れる機会があり、更に他の地域の青年会議所メンバーと触れ合う機会があります。この好機を掴めるように促し、今後の青年会議所活動がより充実したものになるように学びを深める機会を創造します。最後に子ども達がこの社会の一員としての自律的な意思決定をする機会を創造します。
子ども達が行う判断の背景に多様な価値観と他者への想像を巡らせる事で責任感を醸成すると共に、より柔軟な判断が行えるように促します。そして自らの未来、まちの未来に対して意思決定する事で社会に則した自律を目指します。 多様性がある社会の一員として子ども達が自律をしていく事は青年会議所の目指す明るい豊かな社会の実現への一歩となります。メンバーと一致団結をして今年度の理事長の理念である「Plus One」の実現を目指します。一年間どうぞ宜しくお願いいたします。

[ 事業計画]

  1. 運営規定第4章第12条②会員開発委員会の任務③社会開発委員会の任務④指導力開発委員会の任務⑥青少年開発委員会の任務⑦会員拡大委員会の任務
  2. 04月例会に関する事項
  3. 07月例会に関する事項(サマーコンファレンス)
  4. 10月例会に関する事項
  5. 会員拡大に関する事項
  6. 日本青年会議所、関東地区協議会、神奈川ブロック協議会等の諸大会への参加及び、企画・設営・運営(京都会議、サマーコンファレンス、ASPAC)
  7. 第50回藤沢JC杯小・中学生サッカー大会に関する事項

総務委員会 委員長 藤田 優輝

【テーマ】「踏襲と革新」

 藤沢青年会議所は57年の歴史を積み上げてきました。その歴史ある活動を今年度も首尾よく引き継いでいく必要があります。
とくに総務委員会は藤沢青年会議所の活動を裏から支える側面を持ち合わせていますので、まずは今までの手法を踏襲し、藤沢青年会議所の運営を安定させることが求められております。また、新型コロナウイルスの影響で急速に進展したデジタル技術を駆使し、時代に即した手法を積極的に模索する必要があります。
 総務委員会の事業はゼロからイチを構築していくものではないと言えます。しかしながら、定時総会や新年賀詞交歓会といった会の運営上とても重要な事業を担うため、高い完成度が求められます。そこで、まずは過去にうまく行われた手法を徹底的に踏襲することを意識して事業構築をいたします。その上で新しい手法を模索し、今までの事業にPlusOneをできるように考えていきます。具体的には、1月及び8月定時総会では、書類の電子配布を行うなど、多くのメンバーが意思表明しやすい環境を整え、かつ、藤沢青年会議所の活動方針や目標などを効率的に共有できる事業を実施いたします。つぎに、新年賀詞交歓会では、SNSやYouTubeなどを活用し、JC関係者及び各種団体の方だけでなく、より多くの方に理事長の想いやビジョンを発信できる事業を実施いたします。そして、ブロック大会ではより多くの動員を目指しつつメンバーの成長を促すという理事長の想いを実現できるように邁進いたします。また、名簿作成などの会務につきましても藤沢青年会議所を支えるという自覚を持ち、より良い手法を模索し、会の運営を支えます。
 受け継がれる伝統の中において、伝統を守りつつ時代に即した手法を活用していくことで、会の運営が安定し、過去にはない新しい側面を見出せると考えます。そして、それがメンバーの成長、延いては、会全体の成長につながると信じ、全力で取り組んで参ります。

[ 事業計画]
 運営規定第4章第12条①総務委員会の任務、②会員開発委員会の任務、③社会開発委員会の任務、④指導力開発委員会の任務、⑦会員拡大委員会の任務

  1. 01月例会に関する事項(賀詞交歓会)
  2. 定時総会に関する事項(1月、8月)
  3. 選挙管理委員会立ち上げに関する事項
  4. 会員拡大に関する事項
  5. 日本青年会議所、関東地区協議会、神奈川ブロック協議会等の諸大会への参加及び、企画・設営・運営(関東地区大会、全国大会、世界会議)
  6. 第50回藤沢JC杯小・中学生サッカー大会に関する事項
  7. 神奈川ブロック大会・藤沢大会に関する事項
  8. 定款並びに諸規定の検証もしくは変更に関する事項
  9. その他各委員会に所属しない事項

ブロック大会実行委員会 実行委員長 金子 晋也

【テーマ】「次の半世紀を創造する藤沢大会」

 2012年に藤沢で開かれた「第40回神奈川ブロック協議会会員大会」から11年の歳月を経て、また名前を変えて行われる「神奈川ブロック大会 藤沢大会」は本年で51回目を迎えます。県内各地から訪れる会員会議所メンバー、藤沢市に住み暮らす人々、そして私達、藤沢青年会議所メンバーが手を取り合い、次の50年を見据えた新しい神奈川ブロック大会の主管LOMとして、藤沢の魅力を、存分に伝える大会にする必要があります。
 藤沢大会を主管するうえで欠かせないことは、地域・LOM・神奈川ブロック協議会の三者にとって「何か」を今まで以上に、より良い姿にする未来を見ることができる大会にすることです。
開催地である藤沢という地域とそこに住み暮らす人々。主催する神奈川ブロック協議会。そして、主管する藤沢青年会議所のメンバーに、発展と成長の機会を提供することが求められます。私たちだけで藤沢大会を作り上げず、行政諸団体及び各産業の方々、そして市内で活動されている各団体の方々に、神奈川ブロック大会藤沢大会の開催の意義と目的を伝え、大会を作り上げるプロセスの共有と、プレ事業への参画を通じて新たな機会を提供することができます。また、大会に訪れた各地会員会議所のメンバーは、藤沢というまちや人により一層の魅力を感じ、大会に訪れた全ての人々が、この大会を通じて藤沢をより好きになる時間を提供します。そのため、湘南を代表する観光地である江ノ島を舞台にし、残暑が残る9月でも参加しやすい設えを構築し、藤沢の魅力を藤沢内外に、存分にアピールできる事業を、一日中体験することができるブロック大会に致します。
 LOM単体で行うには難しいスケールの大きな事業を主管することで、本大会に携われるメンバーに、最高の機会の提供ができると確信しています。実行委員長として、全てのメンバーと共に作り上げることを誓い、一年間藤沢大会の成功に向けて邁進していきます。

[ 事業計画]
運営規定第4章第12条②会員開発委員会の任務、③社会開発委員会の任務、⑦会員拡大委員会の任務、⑧経営開発委員会任務
9月例会に関する事項(ブロック大会)
会員拡大に関する事項
日本青年会議所、関東地区協議会、神奈川ブロック協議会などの諸大会への参加及び、企画・設営・運営(ブロック大会)神奈川ブロック大会・藤沢大会に関する事項

2023年度第50回藤沢JC杯 小・中学生サッカー大会
実行委員長 菊地 陽輔

【テーマ】「新しいカタチ」

 世界的パンデミックとなっている新型コロナウィルス感染症の影響により、私たちの生活スタイルは大きく変化しました。一部緩和されたとはいえスポーツをするにも未だに制限をかけざるを得ない状況であり、藤沢JC杯の存在意義は何なのか。子供たちにとって成長できる環境とは何かを改めて考える時間となりました。しかし子供たちの大切な時間は限られており成長の場を提供したいと考え2023年度も藤沢JC杯を開催いたします。
 藤沢JC杯は2023年度で第50回という大きな節目を迎えます。これまで沢山の子供たちが一つのボールを追いかけ、喜びや悔しさを分かち合い絆を深めてきた歴史ある大会ですので、2023年度もしっかりと歴史を引き継ぎ『これまで』と『これから』の節目である今大会が子供たちにとって一生の思い出になり、未来に繋がる機会になればと考えております。今回テーマを新しいカタチとした想いにつきましては『これから』を大切にしたいと強く感じたからであります。これからを考えることは藤沢JC杯の存在意義とは何かを考える必要があり、私が考える藤沢JC杯の存在意義は、『サッカーを通じて子供たちの成長の場を提供すること』と考えます。成長とは変化を求めることであり、サッカーを通じて得られる喜びや悔しさなどのプロセスが変化を求めるキッカケになり未来に繋がる、そのような場を子供たちに
提供することに意義があります。子供たちが変化を求めると同様に藤沢JC杯も変化を求めなくてはいけません。すなわち新しいカタチを求めるということです。その姿勢が子供たちにも伝わり有意義な大会になると考えております。
 子供たちがもっと強くなりたいと変化を求める姿、勝ち負けに関わらずチームメイトと一つの目標に取り組む姿勢などを周りの大人が暖かくサポートし藤沢JC 杯に関わる全ての人が笑顔溢れ、子供たちも藤沢JC 杯も『新しくカタチ』を描ける大会にしたいと思います。